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モアナ サーフライダー ワイキキ ビーチの歴史 ハワイ ホノルル

歴史

モアナ サーフライダー ホテルの歴史

1901年:ワイキキ初の本格リゾート、誕生

1901年

ワイキキ初の本格リゾート、誕生

かつてハワイ王族や富裕層が別荘を構えていたワイキキ。その地に、1896年、地主ウォルター・ピーコックが「モアナホテル」建設のための会社を設立。1901年3月11日、15万ドルを投じた全木造のリゾートホテル「モアナホテル」が開業しました。宿泊料金は1泊1.50ドル。ワイキキビーチに面した初のホテルとして、ハワイ観光の幕開けを象徴する存在となりました。

1918年

ハワイ観光の成長とともに

ハワイを訪れる観光客が年間8,000人を超えるようになった1918年、モアナホテルは新たな時代に向けて大きく進化します。所有者の交代を経て、海側に2棟のコンクリート製ウィングが増築され、より優美で堂々たる外観へと生まれ変わりました。展望台からは、ワイキキの絶景が広がり、訪れる人々を魅了しました。
1918年 ハワイ観光の成長とともに

1920年代

世界が憧れた楽園へ

マトソン・ナビゲーション・カンパニーの豪華客船が、アメリカ本土から多くの裕福な旅行者をハワイへと運び、モアナホテルは世界中の注目を集める存在に。ハリウッドの映画スターや著名な作家たちが滞在し、モアナホテルは「南国の宮殿」として国際的なリゾートの象徴となりました。
1920年代 世界が憧れた楽園へ

1930年代

「ハワイ・コールズ」で世界へ発信

1935年、モアナホテルの中庭から、波音とハワイアンミュージックを届けるラジオ番組「ハワイ・コールズ」がスタート。世界750局で放送され、40年にわたり人々の心を魅了しました。1936年にはパンアメリカン航空がサンフランシスコ〜ホノルル間の定期便を開始し、空の時代が到来しました。
1930年代 「ハワイ・コールズ」で世界へ発信

1940〜1950年代

戦火を越えて、新たな時代へ

第二次世界大戦中、モアナホテルはワイキキで唯一営業を続けた大型民間ホテルでした。客層は観光客からアメリカ兵へと変化。戦後、観光業は急成長し、1951年にはダイヤモンドヘッド側に8階建て・139室のサーフライダーホテルを増築。プールやレストランも整備され、人気リゾートとしての地位を確立しました。1959年にはシェラトン・コーポレーションがサーフライダーを買収しました。
1940〜1950年代 戦火を越えて、新たな時代へ

1960年代

ホテルの近代化とさらなる飛躍

1963年、日本のホテルマン・小佐野賢治が京やカンパニーを通じてモアナホテルとサーフライダーホテルを買収。1969年には西側に430室の「シェラトン・サーフライダー」が誕生し、既存の8階建て棟は「オーシャンラナイ・ウィング」として生まれ変わりました。
1960年代 ホテルの近代化とさらなる飛躍
1980年代 歴史的価値の再評価

1980年代

歴史的価値の再評価

1987年、京やカンパニーが約60億円を投じ、創業当初の設計図をもとに本格的な復元プロジェクトを開始。1989年、「シェラトン・モアナ・サーフライダー」として再スタートを切り、国家歴史登録財にも指定されるなど、その建築美と歴史的価値が高く評価されました。
2000年代 歴史を受け継ぐモダンリゾート

2000年代

歴史を受け継ぐモダンリゾート

2007年6月1日、大規模改装を経てホテルブランドがシェラトンからウェスティンへ。「モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパ」として新たな一歩を踏み出しました。中庭にそびえる大きなバニヤンツリーは、開業当時から変わらず、訪れる人々に癒しの木陰を提供し続けています。

2025年〜未来へ

125周年と新たなステージ

2025年よりホテル全体のリノベーションが進行中。2026年3月11日には、モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパが開業125周年を迎えます。改装を終えたホテルは、過去と未来が融合する新たなハワイの象徴として、次の100年へと歩みを進めます。
2025年〜未来へ 125周年と新たなステージ